難転じて福となす

 災難や難関を転じる、という意味にもなる南天。

江戸時代から、魔除けや火災よけの効果がある植物と信じられていている南天は「難を転ずる」縁起のよい植物とされてきました。

福寿草はその名から福を授けてくれる福草として知られています。

その福寿草と南天をあわせて描いた図は「難を転じて福となす」力を生み出すため、

古来より除災開運、厄除け、副招きの図柄で親しまれています。

  

 雀は害虫を啄ばむことから、

ありとあらゆる災難を食べ尽くし、吉運を呼び寄せる力を宿すといわれます。

雀は雛がかえると夫婦揃って巣立ちの時まで子育てに専念することから夫婦雀は夫婦円満の象徴で縁起の良い動物とされています。

八角形のパネルに描いた理由は、

八方に吉相が広がり、悪い気を跳ね返し、運気を上昇させるといわれています。

更に縁起が良く福を招くよう

八角形のパネルに和紙を張って、南天と雀

福寿草を描きました。

額装してあるので直ぐに飾っていただけます。

難転じて福となす/
size 変形S0×3/日本画

[技法]:
細川紙 墨 富士楮 膠 胡粉 岩絵具 純金泥
純金箔


[作品の説明]縁起の良い南天、福寿草、雀をを描いた日本画作品です。

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