この作品は2017年6月に埼玉新聞連載のさいたま花巡り掲載の為に、さいたま市見沼区染谷にある染谷菖蒲園で取材し描いた日本画作品です。凛と咲く菖蒲の雅やかな雰囲気を表現しました。1枚あるとお部屋がお洒落でモダンな雰囲気になります。
菖蒲の花言葉は、
「優雅な心」「よい便り」「神秘的な人」「気まぐれ」などがあり
5/3、5/6、5/12、5/18、6/1、6/6の誕生花です。
菖蒲は日本の初夏を彩る端正なお花で「いずれあやめか、かきつばた」という慣用句があり「両者の優劣をつけ難い」という美しい女性を例える表現があります。また、勝虫の蜻蛉(トンボ)と勝負と菖蒲をかけて、描かれた模様は「蜻蛉菖蒲紋」といい「勝負に勝つ」という意味合いから武士に好まれた縁起の良い図柄です。