こちらの作品は埼玉新聞連載、さいたま花巡り2018年2月に掲載された日本画作品です。
取材場所は、
越生梅林は関東三大梅林の一つで取材しました。2㌶の広さの園内に白梅や紅梅、
樹齢650年にもなる古木越生野梅など
約1000本あり、梅林周辺を含めると
およそ20.000本になります。辺りには梅の香りに包まれます。
梅は夏に芽をつけて一度長い冬を越えてから、
春に咲き始める梅は春の訪れを知らせる喜びの象徴とされ、その姿の勇ましさから、清廉潔白や節操を意味するそうです。
また、松竹梅は中国から来た思想ですが、必ずしも松が偉いとかそういう順序付けはなく、
松は「夫婦愛」、竹は「成長」を表し、梅は「豊かな生活」を表します。それぞれ単体の意味や良さがあり、中国の文人画では松竹梅のことを絵の題材とし「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と呼びます。
額装してあるので直ぐに飾っていただけます。