歳寒ニ友(さいかんにゆう)は菊と梅を取り合わせたもので、
古来の文人画家の好んで描かれていました。
本格的に寒さが厳しくなりはじめる頃に咲く菊と、寒さが終わりを告げる頃に咲く梅と、
冬の両端の花といった縁起の良い組み合わせです。
ちなみに
【梅】は 「開運・長寿・天神様の花木」と言われ、
夏に芽をつけ、寒い冬に耐えて、春の訪れを知らせる喜びの象徴で縁起の良い花とされていました。
また、梅は清廉潔白や節操の意味します。
梅の花言葉は
「上品」「上品な美しさ」
「高潔」「高潔な心」「潔白」「忠実」「忠義」
「澄んだ心」「独立」「喜び」「忍耐」
「厳しい美しさ」「艶やかさ」
「約束を守る」「美と長寿」と沢山のあり、
1/1、1/3、1/5、1/6、1/7、2/1、2/2、2/7、2/25
、10/24、12/27の誕生花です。
【菊】は「邪気払い・長寿祈願」になるといい伝えがあり、五節句の一つ9月9日の「重陽の節句」のお花です。
菊は9/8、9/9、10/1、10/14、10/27、11/3、11/27、12/9、12/13誕生花です。
花言葉は「高貴」「高尚」「高潔」があります。
「重陽の節句」‥ 古来中国では奇数を「陽」とし、陽の極である9が重なる9月9日は大変おめでたい日とされ日本にも伝わりました。
奇数が重なる日で、奇数の中で大きい数字の日ということから重陽となっています。
【招福八掛図シリーズ〜八角形のパネルについて〜】
「8」という数字は日本や中国で末広がりといい縁起の良い数字として古くから運気アップの言われが沢山伝わっています。
西洋でも、魂の再生や復活の数字を表しています。洗礼堂の多くが八角形で作られています。
また、
8の字を横にすると、「∞(無限大)」になり、永遠に発展、繁栄、繁盛する意味があります。
そのような事から縁起を担いぎ
八角形パネルを使って「吉祥のモチーフ」を描きました。
額装してあるので、直ぐに飾って頂けます。