昼顔-花巡り-

【昼顔】は晩春から秋まで長い間咲き続ける
日本、中国、韓国の温帯地域が原産地の花です。

6/25、7/8、7/17の誕生花で
「絆」「優しい愛情」
「情事」「友達のよしみ」
「和やかさ」「はかない恋」
「だんだんに入り込む」

別名を鼓子花(コシカ)、葵葛(アオイカズラ)といいます。

万葉名は容花(カホバナ)で、

「高円の 野辺のかほ花 面影に 見えつつ妹は
忘れかねつも」

「打日さつ 宮の瀬川の 容花(カホバナ)の
恋ひてか寝らむ 昨夜(きそ)も今宵も」

などの万葉集があります。

昼顔-花巡り- size SM 完売

・花巡りシリーズ
[技法]日本画/ 細川紙 墨 膠 胡粉
岩絵具 純金箔 純金泥

個展「さひたま花巡りvol.3」に出品した「さ・ひ・た・ま」の「ひ」・・「昼顔」の語呂合わせ作品です。
墨流しの技法や加工した和紙を三層に重ねて描いています。

[作品の特徴]様々な日本画技法を施した背景に薄ピンク色の花弁がよく映えます。純金箔や銀に着色した彩虹箔や銀を腐蝕して作られた箔などを使い複雑な絵肌を表現しています。

昼顔はつる性で絡んだり結ぶ所から『絆』や『友達のよしみ』という花言葉がついています。また、万葉の時代は「かほ花(容花)」と呼ばれていました。古来から人々に親しまれていた植物を日本画で描きました。

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