小笠原明代の制作実績
2018年3月に伊勢丹浦和店で開催した個展『さひたま花巡り-vol.4』の『さ・ひ・た・ま』の『ま』=「万両」となる語呂合わせ作品です。万両はお正月の縁起物として扱われたり、沢山の赤い実をつけることから「寿ぎ」「金満家」「徳のある人」「財産」「慶祝」「陰徳」といった良い意味の花言葉があることから題材に選びました。
花巡りシリーズ[技法]日本画:細川和紙 墨 膠 岩絵具 胡粉 純金箔 箔 純金泥
墨流、ちぎり箔などの技法を施してから、更に薄い和紙を張り、その上に万両を描いています。万両の葉には部分的に天然群青を使用しています。実はあえてピンクを入れる事により、日本の伝統的なモチーフを現代的に表現しました。