橘-花巡り-

この作品は揉み紙という技法を施した背景に橘を描きました。

橘は51日の誕生花で花言葉は

「追憶」「不老不死」です。

また、橘は日本書紀や古事記に登場している日本固有の柑橘類で別名は「常世草(とこよぐさ)」

「ヤマトタチバナ」「ニッポンタチバナ」「九年母(クネンボ)」ともいいます。

日本神話によると別名の常世草の「常世」不老不死の理想郷からお菓子の神様てして祀られている田道間守(たじまもり)が橘を持ち帰ったとされています。そのような縁起の良い逸話から無病息災を願って女の子のお世話に飾れたり、魔除けや吉祥のシンボルとして人々に親しまれています。

 

[技法]技法/日本画 
細川和紙 富士楮 岩絵具 純金箔 純金泥 など

橘-花巡り-/サイズM3(273×160㎜)

[作品の特徴]2017年3月開催の個展「さひたま花巡り」の「さ・ひ・た・ま」の「た」の語呂合わせ作品です。

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